「第二回 本邦における気胸治療の実態調査:多施設共同後方視的研究(案)」に対するパブリックコメントへのご回答

令和7年6月5日
日本気胸・嚢胞性肺疾患学会
学術委員長 澤端 章好
研究事務局 井貝 仁
東  陽子

日本気胸・嚢胞性肺疾患学会
学会員各位

拝啓

時節、皆様におかれましては、ご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたびは、「第二回 本邦における気胸治療の実態調査:多施設共同後方視的研究(案)」に対し、貴重なご意見・ご提案を多数お寄せいただき、誠にありがとうございました。

皆様から頂戴したご意見は、重複症例の取り扱い、データ項目の精緻化、調査対象のバランス、ICU入室のタイミングやドレナージ開始時期の明確化、原発性気胸(PSP)における外来症例の取扱い、家族歴やCT所見の収集の必要性など、多岐にわたっており、いずれも本調査の質を高めるうえで大変示唆に富んだ内容でした。

これらのご意見につきましては、今後の調査票の改訂および研究計画の見直しに際し、研究班にて慎重に検討させていただきます。また、調査の目的や対象範囲、解析の方針についても、より実臨床に資するものとなるよう調整してまいります。

引き続き、本研究へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

敬具